2008年04月01日

参院内閣委での有村議員の質問の全文。2

映画「靖国」上映中止と参院内閣委での有村議員の質問
(産経新聞記者ブログ 2008/04/01) 


映画「靖国」は肖像権無視で撮られ、文化庁のいい加減な選考で助成金を貰った。
参院内閣委での有村議員の質問の全文。1

 有村氏こんなに大事なことに議事録も記録の一つも残していない、「これは恣意的ですよ」とこのように非難されたときに、日本芸術文化振興会の判断の正当性をどう立証されるおつもりでしょうか。尾山部長も振興会ご自身も困られることだと思いますがいかがですか?

 

 尾山文化部長えー、審査につきましては専門家の先生方に専門的な見地から自由に審議していただくわけでございますし、また、今後も審査の過程は公開しない取扱にしておりますので、通常このような場合は議事録は作成しておりません。

 

 有村氏議論は公開できないとおっしゃいますが、では国民の知る権利を守るために国民の代表として議会に送っていただき、国権の最高機関である国会の公式な参議院の内閣委員会で岡田委員長の指名の下、質問通告もしっかりとした上で、私は質問を展開しております。すなわち私のとるべき手続きは正当にすべて踏まえた上での公的な質問でございます。
 この選考に当たられた専門委員の方々はボランティアでされているのではありません。報酬を公的機関の要請に基づいて、報酬の手当を受けられて専門委員となっておられるのですから、そのときにどんな議論があったのか、これだけ国民的な、マスコミも交えて、これだけの議論があるんですから、そのときの議論がどんなものであったのか、参加者にヒアリングをすればいいことだと思いますが、国権の調査権をそんなに軽々しく、軽視していただくのは極めて残念だと思います、いかがでしょう。

 

 尾山文化部長あの、議事録を作成していないという事実を申しあげているところでございます。(そんなこと言っているんじゃないよ!、とヤジ)

 

 有村氏通告してからでも、昨日の夜でも電話でみなさまに確認されればいいんじゃないですか。私たちは正式な調査権を行使しているんですよ。

 

 尾山文化部長確認できた範囲で正確なところをお答えさせていただくところでございます。

 

 有村氏正確な情報は何も出ていません。先ほどおっしゃっていただいたのは、基準を読んでいただいただけでございます。コメントを求めます。

 

 尾山文化部長あの、現時点で確認できている、と、ご説明申しあげました。

 

 有村氏(何かヤジがあったらしく)副大臣もおっしゃっていただいているように何の説明にもなっていません。どのような議論が行われたのか書面によって提出をいただきたいと、ご検討いただきたいと存じます。文書でお願いいたします。週刊新潮に基金部が答えているように完成確認でも疑義があったわけではないというのは本当でしょうか。作品が完成したから試写をされた段階で、政治的宗教的宣伝の意図について疑義がまったく呈されないとしたら、それ自体、一体何をチェックされているのだろう、専門委員の先生方は目を開けて、助成金交付選定基準に照らし合わせて、この試写を審査していただいたのですか、と言わざるを得ません。大事な税金が原資となっている予算の執行です。文化芸術振興の名のもと、750万円の助成をするに相応しい映画かどうか、選定基準が満たされているかどうかのファイナルチェックとも言うべき、完成後の試写はいつどこで行われ、選考にあたった専門委員6人のうち、何人の方がこの映画を最初から最後まで見られたのでしょうか。また欠席されたのは何人ですか教えてください。

 

 尾山文化部長完成試写会は平成19年の3月30日に、とうげん(?)虎ノ門地下室において行われております。専門委員の方は6名中4名の方が出席され確認されておるところでございます。

 

 有村氏この試写会後、異論が出なかったのがある意味当然なんです。試写会後の専門委員の先生方のご意見を聞くような会合はその後一切開かれておりません。試写会が終わってはい、さようならということですね。そもそもこの完成後の試写をすることに、日当は一切払われていないのです。これでは日給も出しません。見るも見ないもボランティアですからね、ということになり、ファイナルチェックの機能を果たすべき完成品の試写を履行されなかったということに、とがめることはできませんし、会議も意見交換も開かれていません。このことで本当にファイナルチェックをしたって、おっしゃれるんですか?

 

 尾山文化部長か、完成試写、あ、専門委員の、失礼しました。4人の専門委員の先生方が、完成試写会をご覧になった上で、え、あの、助成を、取りやめるような重大な変更はないということを確認していただいたと聞いておるところでございます

 

 有村氏その確認を一人一人とっていませんね。例えばファイナルチェックの機能を果たすべき完成試写品の試写、していない専門委員は2人いらっしゃるんですが、その方々に対して、完成ビデオを送付したり、そのあと送付して、あるいはCDROMを送付して、DVDを送付して意見を聞くというプロセスも取られていません。つまりファイナルチェックとしての試写の後、ご意見どうでしたか、かなっていましたかっていう意見の確認はなされていません。それでもファイナルチェックしたっておっしゃるんですか。しかも日当払わずに。

 

 尾山文化部長あの、専門委員の6人の先生方のうち4名の先生方がご覧になって確認されているわけですので、まあ、ファイナルチェックと言ってよろしいかと考えております

 

 有村氏ですと、ですとですね。実はこの問答というのは私たちのみならず、多くのマスメディアが注目をしているんです。この問答、チャンチャラおかしいということは、私たちが判断するまでもなくマスコミによってみなさんが知ることになられます。そうすると文化行政の信頼が揺らぐわけですね。私はそこを心配しているんです。つまり、企画段階での書面で申請段階は審査するけれども、実際の映画の完成品、いわゆる出口の審査はなされていない。つまり、放映はしたけれども、そのあとどうでしたか?っていう確認は全然取っていない、出口の調査していないというのは、そのそしりを逃れられない現状ですが、今回企画書段階から、完成上映までに、という状況ですが、それに対してどうやってそのファイナルチェックをした先生方の意見を集めたっていえるんですか。をしていない。

 

 尾山文化部長3月30日の完成試写会の場において確認されておるということを聞いておるところでございます。完成試写会において確認されている

 

 有村氏つまり何もエビデンスがないということですね。さきほどから、何もエビデンスを一切出していただいておりません。試写が行われてその中に4人が参加したというだけで、そのあと先生方が何を見たのが、何がいいと思って、何が違和感を感じたのか、という意見の聴取は行われていません。つまり企画段階での申請は審査するが、出口はしていない。先ほど尾山部長が強弁された「ちゃんとファイナルチェックしてます。完成の試写もやっています」というのがいかに苦し紛れの答弁かというのが露呈したわけでございます。今回企画書段階、つまり助成金の申請段階から、完成上映までに変更がなされ、申請されたものにはどういうものがあるでしょうか。

 

 尾山文化部長失礼しました。助成金の交付内定後、変更理由書が二度提出されているところでございます。1度目は、平成18年の12月でございまして、上映時間の変更。これは180分であったものが、120分にするということと、それから二つめは製作スケジュールの延長ということで、当初8カ月を予定しておったものが9カ月にするということでございます。それから2度目は平成19年の3月でございまして、一つは出演者の変更、二つめは共同製作者の変更、3つ目は助成金の追加、4つ目は協賛会社の取り消し、の4点でございます。いずれに変更につきましても専門委員が内容を見て助成決定に影響を及ぼすような変更でないと確認したときいておるところでございます。

 有村氏スケジュールや上映時間の変更というのは私もよくあることだと思います。今おっしゃっていない中でも、映画のタイトルが変更されてますね。それから出演者も変わってます、共同製作者も変わっています。ご覧になってお分かりいただけますように、このパンフレットの右側のコラムにありますように、共同製作として書かれているのは、このチャンイーさんの会社と、北京電芸学院、青年電影なんとか、なんとか、北京なんとか有限公司ということでこれ全部これチャイニーズですよね。これが日本映画なんでしょうかねえ。つまり映画のタイトル、出演者、共同製作者、協賛にも変更をきたしています。映画の屋台骨そのものが変わっているんですね。あれもこれもと変わっているんですね。
 それで本名で申請しなければならない申請代表者、このチャンイー代表取締の名前そのものが、本名が変わっているんです。そしていつの間にか、製作総指揮者、ちょううんき(長雲暉)と読むんでしょうかね、旧名チャンイーということで、申請者の本名までが変わっているんですね。このことに対して、変更がほとんどなかったということを言い切れるんですかねえ。

 

 尾山文化部長先ほど変更点について、私からご答弁させていただいた以外の変更については大変恐縮ですが、私、現在承知しておりません。

 

 有村氏私が把握しているだけでも、しかも私がこれを本格的に調査したのは3日前でございます。質問が決まってからでございます。それでも私はこういう情報を入手しているんです。答弁される方がそれを把握していないというのは、事務方のスタッフさんも含めて、やっぱり答弁者、一生懸命チームを守ろうと頑張って下さっているんですから、あの、ご協力いただけますよう、調査権にご協力くださいませ。私は靖国神社賛成派、反対派というレッテルをつけること自体、与しておりませんけれども、企画段階では、靖国神社に対して賛否両論を材題とする、としていた文書が実際に19年の3月に出された変更理由書によって、いわゆる靖国支持者の主張はこの映画の対象にしないことが明確に申請をされています。この時点でこの映画が完全な「反靖国」となることが決定的になったものですが、これらの大規模な変更が行われても、問題ありという認識を、誰も専門委員の方々は、一切されなかったのでしょうか。反靖国となることが決定的となって、これは中国政府の歴史認識や主張そのものを取り上げる映画と、この時点で決定的になったわけですが、これに疑義を、おかしいな、何かあるんじゃないのかなと思われた人は誰もいなかったんですか。

 

 尾山文化部長えー、完成試写におきまして、専門委員の先生方が内容を見て、助成決定に変更を及ぼすような変更ではないと確認したということを聞いておるわけでございます。

 

 有村氏試写会を見たとおっしゃいますけれども、見た後に意見を聞いていない、つまりエビデンスを全然出していなんですから、それをロジックにされるのはご遠慮いただきたいと思います。他の先生方も説得力がないということをおっしゃっているんですから。別の聞き方をします。平成17年、2005年は終戦60周年でございました。終戦40年、50周年となる、1985年、1995年、2005年、つまり西暦の一桁が5になる年は、決まって中国、韓国が歴史認識を外交カードとして日本を揺さぶらせる戦略にきています。そして私たち自身も、歴史に向き合う機会から逃げることはまったく許されません。しかし、この平成17年の大騒動があった2005年の翌年に申請が出されているんです。こんなあったり前の、みんなが理解している政治的な意図が見抜けないような、社会人としての常識的感覚がない人ばかりが専門委員になっていらっしゃるんですか。

 

 尾山文化部長専門委員の先生方の判断としてはこれは政治的な宣伝意図は持たないと判断をなされたということでございます。(何を言っているんだ!とヤジ)

 

 有村氏じゃあ、専門委員の先生方、お給料出てますから、どうしてそう考えられるのか、どうしてこれが政治的意図がないというふうに断言できるのか、その根拠を示していただきたい。文書でお出しいただきたいと存じます。この専門委員というのはどういう基準で選ばれた人たちでしょうか

 

 尾山文化部長映画について幅広い学識を有する人の中から、日本芸術文化振興会において選任し、委嘱しているものでございます。

 

 有村氏幅広い見識を有しということでございますが、専門委員の一人である「Y氏」、この方の信教の自由、思想の自由ということを尊重して昨日は通告で明確にそちらにお伝えしておりますけれども、Y氏とこの場では言わせていただきましょう。Y氏は「映画人9条の会」のメンバーであり、その旨の発信をされていることを日本芸術文化振興会はご存じでしたか。9条の会というのは、ご承知の通り憲法9条をめぐって護憲という立場で政治的メッセージを明確に打ち出し活動をされていらしゃる団体です。その映画人9条の会のメンバーであること、ご存じでしたでしょうか。

 

 尾山文化部長日本文化芸術振興会におきましては、専門委員の委嘱の際の先生ご指摘の専門委員の方が、ご指摘の会のメンバーであることは承知していなかった、と聞いているところでございます。

 

 有村氏先ほども申しあげたように私がこの調査に乗り出したのは3日前でございます。こんなことさえ知らなかった。私たちがインターネットでも検索できる情報を日本芸術文化振興会は把握もしないで専門委員を選んでらっしゃるんでしょうか。専門委員の中立性、もちろんYさんにも思想の自由はあります。そしてそれは尊ばれなくてはなりません。しかし常識に照らして公正な立場で審議されたとは到底思えない判断が次から次へとまかり通っている現状を鑑みますと、このY氏の政治的思想的活動が当該映画の助成金交付決定に影響を与えたのではないかという、国民のみなさん、私たちの疑念を、振興会の公的責任として払拭していただきたいと思います。どうか払拭してください。ご意見、説明をお願いします。

 

 尾山文化部長専門委員会は基本方針や評価の観点をもとに、6人の専門委員会が合議の上で、審査が行われ、助成が決定される仕組みを取ることで、一人の委員の意見が大きく影響することがないような仕組みにしているということを聞いているわけでございます。

 

 有村氏つまり思想的には大きな信念を持っておられる方が、入っていらっしゃったということで、その影響を与えたという疑念を払拭するにはあたっていない、そんなお答えだと私は認識しています。そしてこの「靖国」のパンフレットにも書かれていますけれども、「そして、知られざる事実がある。靖国神社のご神体は日本刀であり、平成8年から敗戦までの12年間、靖国神社の境内において靖国刀が鋳造されていた」というふうに書かれていますけども、これは事実誤謬でございます。しられざる事実があるといって、靖国神社のご神体は日本刀であるというふうに主張されていますが、この認識事態が誤謬なんです。事実誤認でございます。これは私自身が靖国神社の広報に問い合わせています。神社で大切にされていらっしゃる神剣、神の剣は、一般的に世に言う日本刀、片刃で、ワンエッジですね、片刃で反りのある日本刀とは形状も異なっておりまして、このご神体は日本刀ではありません。この誤謬を知られざる事実として、ドキュメンタリーとして豪語されること自体が大変に遺憾なことでございます。
 もちろん、中国の監督が外国語である日本語で基礎事実を理解するのは難しいのかもしれませんが、このご神体について靖国神社に事実確認や問い合わせも一切されずにこの事実誤認をドキュメント称し、広く喧伝されていること自体が欺瞞だと思いますが、やはり文化的考証などの前線に立たれるはずの文化庁ではないんですか。この点コメント下さい。

 

 尾山文化部長日本芸術文化振興会の専門委員会においては、映画全体の企画を審査して助成を決定されたということでございます。

 

 有村氏この誤謬に対して、こんな誤謬をドキュメントだというふうにおっしゃっている、文化の考証をしていかなきゃいけない文化庁がこのようなコメントをされなきゃいけないということ、これが周知の事実になって信頼を失うことを私は極めて残念だと思います。映画の中でもっとも多くの時間を割かれ登場される刈谷直治さんは、靖国刀を造っていた現役最後の刀匠でございまして、現在90歳のご高齢です。「美術品として純粋に靖国刀匠、匠のドキュメンタリーを撮りたい」という若い中国人の青年の申し出に、刀をつくる自らの映像を撮影することは承諾され、「これが私の現役最後の仕事になるなあ」、と覚悟を決めて協力をされました。
 映画パンフレットによると「キャスト」というふうに刈谷さん書かれていますが、
この刈谷さんは実際には本映画でキャストになることをまったく知らされておらず、このことを承諾されていないばかりか、完成品の映画を見る機会すら与えられていません一時、進行過程での映像をご覧になって、当時政治問題化していた小泉総理の参拝映像や終戦記念日の靖国境内の政治的喧噪の映像とまぜ合わせて刈谷さんの刀をつくる映像が交錯されていることに違和感を覚え、ここからです、刈谷夫妻は不安と異論を唱えられました。すると刈谷さんの自宅に赴いた李纓監督と、助監督のナカムラさんは、「この映画には日本の助成金が出ているし、助成金を受けているというそのマークもついているから、大丈夫ですよ」と夫婦をなだめていらっしゃいます。助成金が公的お墨付きとして使われ、刈谷さん本人がキャストに仕立て上げられる、本人は嫌がっているんです。キャストに仕立て上げられることを承諾するよう、助成金のマークが入っているから大丈夫ですよ、日本政府も助成しているんですよ、という説得の材料になってしまっています。このような経過から最終作品は、刈谷氏の善意を踏みにじっており、刈谷さん夫妻はこの映画において刈谷氏の肖像が入ることをまったく承服しておらず、作品から刈谷さんの映像を一切外して欲しい、と希望をされています。これは私自身が一昨日、平成20年3月25日、刈谷さん本人と確認をとりました。
 このパンフレットにのっている制服姿の青年、この青年は現役自衛官であり、彼が靖国神社に参拝しているところを、この映画「靖国」をつくった人が無許可で撮影をし、その映像が無許可でこの映画に使われ、このパンフレットにおける掲載がされていることもこの自衛官の方は一切しらなかったんです。この現役自衛官の方がたまたま靖国神社にお参りしたときに撮られた、勝手に無許可で撮られた肖像権はまったく守られていないというのが、常態化、今も続いています。
 事実誤認をドキュメンタリーと主張し、10月17日の霊璽奉安祭をはじめ、
撮影や禁じられている場所や時においても撮影し、知らない間にキャストに仕立て上げられた刈谷さんのお気持ち、希望を無視して上映を重ねるなど、手段を選らばない取材、撮影によって肖像権を蹂躙された人々との間に数々のトラブルを起こしているこの映像を文化庁が、芸術文化振興の名も下で、公金を使ってまで後押しすることが果たして適切なんでしょうか。(とんでもないよ、そういうのは!とヤジ)

 

 尾山文化部長日本芸術文化振興会における映画の助成におきましては、企画書の内容を審査基準に照らして審査し、完成試写会において審査内容と大きな違いがないかを確認しているところでございますけれど、個々の映像がすべて肖像権の問題をクリアしているかどうかまでは、審査対象としていないということを聞いておるところでございます。

 

 有村氏個々の肖像権じゃないんです。刈谷さんにしてもこの人にしても。キャストって本人は承諾していないのにキャストって書かれているし、本人の映像が使われているんですよ。のべつまくなし、無許可のことを繰り返している映像なんですよ。これが文化振興なんですかねえ。これが日本の映画なんですかねえ。そして今おっしゃるその日本映画の助成ということでございますが、この日本映画とは配布資料のように、日本映画とは国民、日本に永住を許可されたもの、また日本の法令によって設立された法人によってつくられた映画を指しています。つまり、日本の法令によって設立された法人が、例え構成員がすべて外国人でもOKということになります。ノルウェーの人々によって構成される法人が、ケニアのキクヨ族を撮った映画も日本映画というカテゴリーになってしまうんです。不思議な定義だなあ、と思います。
 この問題を契機に助成の対象となる日本映画の定義を見直しして、フェアに公平に助成対象を審査して、信頼される文化行政になるよう出直されたほうがいいと思います。そしてそもそも政治的、宗教的宣伝意図がないこと、という助成金の申請要件を満たしていない映画を助成してしまったことに鑑み、この助成金返還のぜひを今一度検討されることを希望します。文部科学大臣政務官のお答えを希望します。

 

 保坂政務官大変ご指摘をいただいているところであります。ただ今ご質問された最後のところの補助金の問題につきましては、十分協議をしなければならんところもあろうかと思いますが、いずれにいたしましても映画「靖国」につきましては、私ども芸術文化振興基金の助成にあたって独立行政法人の振興会において所定の手続きに従い、審査を行ってきているところであります。十分本内閣委員会で有村先生のご協議、ご指摘、またこれらのやりとりを聞いておりましてですね、今後内容に適切な審査を務めるよう努力をしなければいけないなと、こう思っているところであります。

 

 有村氏今政務官としてのご答弁をいただきました。政治家としての先生、今の答弁を聞いていていかにひどい手続きでいかに杜撰な審査をされているかというのが明確にこの一時間でなったと思います。そのご感想を、チャンチャラおかしいということが次から次へと出てきているんですね。このやりとりの聞いていらしてのご感想を求めます。

 

 保坂政務官文化行政に当たりまして、特に映画は最近世界的にも国民の中でも普及されるものでありまして、十分今のやりとりの中で、これの審査については十分所定の手続きと等々、検討するところは大変あるというふうに個人的には思っております。

 

 有村氏先ほどの政務官のご答弁に、本当に真摯に聞いていただいて、この助成金の要件を満たしていない映画を助成してしまったことに鑑みて、返還金返還の是非を検討されることを希望して、それも重要な観点だというふうに、私は聞きました。どうかこの内閣委員会でその検討していただいた結果を報告をしていただきたいと思います。これに関しては私自身の判断ではいけませんので、委員長をはじめ後ほど理事会でご検討いただけたらありがたいと存じます。

 

 委員長後日理事会で協議をさせていただきます。

 

 有村氏今回のことに関しては国民としても文化行政を応援したいと思っている議会人としても、極めて残念なことだと持っています。やはり正式なフェアな審議をしていただきたいなと思っております。しかし、芸術文化振興会の名誉のために私は申しあげます。今回のことは極めて遺憾でございますが、この芸術文化振興会は国立劇場で歌舞伎や文楽を、公演を後押ししたり、あるいは琉球の舞踊音楽を上演する国立劇場沖縄を持ってみたり、あるいは国立能楽堂をしっかりと運営されたり、本当にいい活動をされているんです。日本人の文化をしっかりと応援していくように、一生懸命やられているんですね。
 今回の助成金の原資は税金なんです。公益に資する活動をするという信頼があってこその文化行政です。国民から慕われて支持されてこその文化振興でございます。この原点をしっかりと心に刻んで、今の検討を再検討していただきたいと思っております。最後に私自身、今までの質問はすべてロジックだけでやってまいりました。私自身靖国神社に対してどう思っているかというと、右翼も左翼もないと思っています。どんな立場を取るにせよ、もちろんそれは自由です。
 しかし、
この靖国神社というのは本来、御霊と静かに向き合う場所で、国の未来を信じて命を捧げられた御霊やその人、お父さんに一度も抱かれたことのない子供たちが、お父さんの無言の遺骨を抱かねばならなかった、そんな方々がもう60歳、70歳になって、唯一お父さんに会える、好きだった恋人に会える、あるいは息子に会えるというところの遺族のお気持ちに静かに心を沿わせる人間としての常識は持たねばならないと思っています。
 やれ賛成だやれ反対だとプラカードを片手に、意見の異なる相手をそれぞれの数の論理や、声のボリュームで威嚇して思想的に相容れない相手をにらみつけて中傷合戦をするイデオロギー論争の場であり続けることは極めて御霊やあるいはご遺族に対して不遜なことだと思っています。そういう意味でこの映画を助成金、助成をしてしまってオーソライズしてしまった文化行政の過失というのは決して小さくない、極めて残念だ、私たち裏切られたなあという気持ちが本当にしています
。この映画の助成金選考の轍を教訓に国民から信頼される文化行政、助成金の適切な執行が行われることを切に願って、私の質問を完了させていただきます。ありがとうございました。


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映画「靖国」は肖像権無視で撮られ、文化庁のいい加減な選考で助成金を貰った。


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この記事へのコメント
  1. 今ニュースZEROでこの映画ネタをやってますが、監督のシナ人は「政治家の試写会のせいでこうなった」とイチャモン付けてますな。

    又、番組は稲田議員にもインタビューしてますが、彼女の「(映画を見せてもらいたかったのは)助成金が正しく使われているかどうかの一点だけ」と言う言葉を「言い訳」と言い切ってます。

    左前連中は上映中止をあくまで「政治家による言論弾圧」に持って行きたいみたいです。

    皆さんで上記内容をもっと広めて“真実”を知ってもらいましょう!
    Posted by at 2008年04月01日 23:24
  2. まったくニュースZEROはマスコミの機能を果たしてませんね。私も見ました。
    司会者の表面的なコメント。なべつねが靖国嫌いだとは言え、なんとも太鼓持ち的なやつが多いこと。
    早く辞めていただき日本から出て行って欲しいですね。
    Posted by 物言うサラリーマン at 2008年04月01日 23:35
  3. よし、じゃぁ次はチベット弾圧批判の映画を撮ってもらおうじゃないかー。
    Posted by at 2008年04月01日 23:37
  4. [日本政府出資の基金から助成金を頂いた]=このドキュメンタリーは真実
    と、この映画を見た他国の観客は信じてしまう!
    今からでも、助成金の取り消しをして欲しい!!

    そして、助成金を出す決議をしたメンバーの再選考をして欲しい!!
    Posted by sada at 2008年04月01日 23:53
  5. それでも見たいとか世迷い言を言ってた奴は、浅はかだったと自戒してくれ。
    いわんこっちゃない。こんな程度の低い次第なんだよ、中国が絡むとな。
    Posted by at 2008年04月02日 00:27
  6. コメントは管理人さん指定場所でお願いします
    Posted by at 2008年04月02日 01:19
  7. 山内 久 (脚本家・日本シナリオ作家協会理事長)
    山田 和夫 (日本映画復興会議代表委員)
    山田 洋次 (映画監督)
    「映画人9条の会」で「Y]の付くのは上記です、「Y]ってだれでしょう?
    Posted by さ at 2008年04月02日 01:46
  8. 肖像権無視で無許可・無認可の映像使いまくりの映画なんて放映した後、裁判起こされる危険性、高すぎ。映画館が逃げ出した理由がよくわかりました。
    Posted by 奈菜氏 at 2008年04月02日 07:15
  9. プライベートビデオでも公共の場(屋外)以外、撮影許可取るぞ。

    ホント、昨日のZEROはひどかったねぇ。そっか!主義主張がひどいからZERO点で、ニュースソースもZEROってことか!
    Posted by Dr.kanzaki at 2008年04月02日 10:02
  10. まあ、これでこんなことは減るでしょう。
    今後はチェックも入るだろうし、中国で靖国を断ったら何か言われるんじゃないかってことで通しちゃったぽいので、通した結果ここまで立場悪くなるのだったら、もうこういうのには出さないでしょう。
    Posted by の at 2008年04月02日 10:22
  11. 「映画人9条の会」のサイト
    http://kenpo-9.net/

     上記サイトで「映画人九条の会入会に際して寄せられたメッセージ」を見れば賛同者が判ります。
    http://kenpo-9.net/message/

    日本芸術文化振興会のサイト
    http://www.ntj.jac.go.jp/index.html

     上記サイトの奥深くに、この映画の選定に関わった専門委員6名の名簿が隠れてました。
    http://www.ntj.jac.go.jp/kikin/joho/h18/18e-kouhyou.pdf
    (真ん中へん。PDFなので注意)

     この両方に名前が出てくる「Y氏」は山崎博子氏ですね。
    Posted by すがりん at 2008年04月02日 14:34
  12. 今北産業
    Posted by at 2008年04月02日 22:25
  13. マスゴミが詳しくこれを報道しない理由が分かったよ。

    こりゃ酷い。
    監督が言論弾圧だと行っていたけどその監督の方が言論弾圧を行っていたわけだよな。
    Posted by at 2008年04月02日 23:57
  14. ニュースZERO「わが名は愛国心ZERO。エリアイルポンよ全力で米帝と戦え!」
    Posted by ミリばん at 2008年04月03日 05:57
  15. 朝日新聞が恣意的に報道しています。
    社説に二回も稲田議員の名前を出して、
    陰謀説をにおわせるという朝日らしい
    やり方で、どうしても彼女のせいにしたい
    ようですね。
    稲田議員は正しいことをされたまでだという
    ことがよくわかります。
    Posted by at 2008年04月03日 10:15
  16. これって右翼の拡声器にびびった映画館の対応じゃなかったけ?
    これを上映中止にして何で喜ぶのか疑問です。
    表現の自由と鑑賞の自由は保障されないといけないでしょ。
    Posted by at 2008年04月04日 09:47
  17. 阿呆右翼対エリート左翼w
    Posted by at 2008年04月04日 09:50
  18. >17
    自称エリート 乙
    Posted by at 2008年04月04日 10:58
  19. >17
    お前がどういう人間かよくわかる米だな
    左翼がエリート?
    またまた、御冗談をw
    Posted by    at 2008年04月04日 23:05
  20. 中国共産党 「日本解放第二期工作要綱」(博士の独り言)
    http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-54.html
    Posted by 名無し at 2008年04月05日 00:15
  21. ニコニコ動画のアカウントをお持ちの方
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm2909817

    この質疑をアップしました。
    Posted by at 2008年04月06日 07:02
  22. スカパーチャンネル桜の番組に、この映画に出演されている刈谷さんや、刈谷さんを映画制作者に紹介した方がインタビュー出演されてましたが、最初依頼時には、日本の伝統文化である刀をぜひ映画で紹介したい、これは日本へのラブレターだと言われて承諾したのに、実際できあがってみると、刀=暴力に使う武器という描き方で、捏造と言われている南京事件の写真や、靖国参拝への抗議風景などが出てきて、内容が全く依頼時と違うと激怒されているそうです。出演シーンも削り、名前も消してほしいと言っているそうですが、映画製作者は無反応だそうです(中国人だし)。
    この方達の名誉や人権とかについては、マスコミは全く無視でしょうね。
    Posted by なし at 2008年04月08日 22:46
    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51876567.html#comments
    Posted by 名無し at 2008年04月12日 03:35

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