2007年06月15日

海賊版Windowsでパソコンが壊れたのは誰のせいアルカ?

北京市民、海賊版OS搭載PCの故障を巡り、マイクロソフトなど提訴
(日経BP ITpro 2007/06/15)  

 北京市在住の消費者が、中国最大手の家電量販店「国美(Gome)」で購入したパソコンの故障を巡り、国美とマイクロソフトを提訴したと、中国メディア「新京報」が報じている。

 今回訴訟を起こした消費者が購入したのは、中国国内シェア2位の方正製のパソコン。同製品にはOSがプリインストールされていなかったが、国美から配送されてきたものには、海賊版のWindows XPがインストールされていた。

 ところが、使用を始めて4カ月後には、頻繁に故障が起きるようになったという
その後、国美に依頼して修理した結果、故障の原因はインストールされていた海賊版のWindows XPにあるということが分かったとしている。

 消費者はこの故障に対する責任は、海賊版OSを勝手にインストールした国美、および、正規版Windows XPをパソコン本体に付属させなかったマイクロソフトにあるとし、損害賠償費用など計300元(約4830円、1元=16.1円で計算)、および正規版のWindows XPへの交換を両社に請求している

 新京報に対し、販売店の国美は「OSは国美が販売した範囲外のもの」とコメント。マイクロソフトは「我々も消費者によって権利を侵害されている。正規版のOSに交換せよ、といわれる筋合いはない」と反発している。今回の訴訟の対象にはならなかったパソコン製造元の方正も「OSは一部のプリインストールモデルにのみ提供している。OSが必要なら、正規版も店舗を通さず購入が可能」と回答を寄せた。

 中国では、OSがプリインストールされていないメーカー製パソコンは特別な存在ではない。また、OSが付属していないパソコンに対し、販売店が海賊版OSを入れることは、普通の習慣として受け止められている。今回の提訴の背景には、海賊版OSを使用することに対し、何の疑問も感じない消費者の心理が映し出されているともいえそうだ。

 なお、中国は世界貿易機関(WTO)加盟を契機に、著作権など知的財産権侵害問題の解決を、米国をはじめとする先進国から強く求められている。最近では、著作権侵害が絡む裁判では権利者側が勝訴するケースが増えた。また、海賊版使用など知的財産権を侵害するような行為をやめるよう啓蒙(けいもう)するコンテンツが、テレビ、ネット、新聞などで、中国全土で連日のように配信されている。





一年前にこんなニュースがあったんですが……。


中国で正規OS搭載を義務付け、オープンソース奨励でMSには逆風の可能性も
(ITmedia 2006/04/24)一部抜粋

OSを搭載しないデスクトップPCの禁止

 中国政府は2006年3月末に、正規OSを搭載しない新しいコンピュータの出荷を禁止する新規制を発表した。中国では従来、デスクトップコンピュータの多くは、購入者が安価な海賊版Windowsを入手してインストールするという想定で、OSをプリインストールせずに出荷されていた。

大企業に対する正規ソフト使用の義務付け

 3月に発表された新規制では、中国の大企業(国有企業、合弁企業、外資系企業など)がすべてのコンピュータで正規ソフトを使用することも義務付けられた。

Microsoftとメーカーの契約

 2006年4月中旬までに中国のコンピュータメーカー大手4社(Founder、Lenovo、TCL、Tongfang)はいずれもMicrosoftとの間で、自社製コンピュータでの正規Microsoftソフトの利用を促進する契約を交わした。これらの契約は、ロイヤリティ契約ではなく、Microsoftと契約企業がマーケティング、販売、トレーニングプログラムで協業することを規定しているにすぎないが、中国政府の新規制とともに、Microsoftが中国で正規ソフトの販売を伸ばすのに役立つ可能性がある。これら中国メーカーの1つであるLenovoは、IBMのデスクトップおよびノートPC事業の買収に伴い、一部事業でMicrosoftとOEM契約を結んでいる。中国市場で合計約12%のシェアを占めるDellとHewlett-Packard(HP)も、Microsoftとそうした契約を締結している。

Founder=方正




ここまで行くと、なんか清々しいですね。



 

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posted by はな at 20:45 | Comment(14) | TrackBack(1) | 中国ニュース


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この記事へのコメント
  1. ここ数カ月の中華のクオリティのインフレ具合は異常

    ワラタ
    Posted by at 2007年06月15日 20:51
  2. えーっと、こういうのは日本語で、

    「盗人猛々しい」

    と言いますが中国にはこういう言葉は無いの?
    Posted by 名無しニダ at 2007年06月15日 20:55
  3. 「盗んだ者勝ち」という言葉がありそうで怖い。
    Posted by   at 2007年06月15日 21:30
  4. ついでに「盗まれる奴が悪い」もありそう
    Posted by がるむ at 2007年06月15日 21:50
  5. 「取れる物は盗って来い」もありそう
    Posted by at 2007年06月15日 22:42
  6. 「やったもんがち、とったもんがち」ですか?w
    Posted by TMN at 2007年06月16日 00:50
  7. 流石筋金入りの盗賊国家。
    盗って盗られて盗り返してを只ひたすらに無意味に繰り返した狂人国家、そこにしびれぬ憧れぬ!
    Posted by 窓際の人 at 2007年06月16日 00:59
  8. むしろ「俺の物は俺のもの、お前の物も俺のもの」だな
    Posted by at 2007年06月16日 01:09
  9. >OSが付属していないパソコンに対し、販売店が海賊版OSを入れることは、普通の習慣として受け止められている

    …まぁ日本でも、MS-DOSの時代まではそういうのが「無いとは言わない」状況でしたが、さすがにこれは無いだろうと。

    料金フリーのLinuxなどのOSをインスコして使う、くらいの知恵は無いのかね。
    Posted by ><; at 2007年06月16日 03:42
  10. 欧米、我が国の経営者は「巨大市場」とか馬鹿な夢見てないで気が付けっ!
    中国人は何処まで行ってもこんなだっ。共産党が悪いと言うよりも、民族の生まれ付きの問題だ。こんなルール無用、天性の詐欺民族が市場に消費者として蔓延ったら、その時点で世界は破滅である。
    全く斜め上の予想もしてない様なクレームや詐欺、あからさまな海賊版、不正改造が「発明」され、数の暴力で奴等の主張が正当とされるだろう。
    その結果、まともに製品開発したり、まともに金を払って購入する者が居なくなり、世界的な衰退を招くことになる。そんなことになる前に、先進諸国は一致して、奴等を大陸に封じ込め、共食いをさせて衰退させるしかないと思う。
    Posted by 小野まさ at 2007年06月16日 04:46
  11. やっぱり中獄って盗賊酷禍なのね。



    ところで、、、、国美とは何?

    美国のこと?ちなみに美国とは中獄でアメリカを指す言葉です。
    Posted by at 2007年06月16日 05:12
  12. >ところで、、、、国美とは何?
    読みのとおりゴミでは?
    Posted by at 2007年06月16日 07:29
  13. ↑なるほど!!!(^□^)
    Posted by at 2007年06月16日 12:31
  14. > ><;氏
    日本市場では MS-DOS ver2.11のサブセットが一太郎などのアプリに添付されてましたね。当時の代理店アスキーの判断で「MS-DOS の普及」を優先させる為に取った手段らしいです。ver3 以降は販売専用になりました。

    あと、中国の Linux ディストロと言うと日本では「紅旗 Linux」が有名ですが、各地方閥ごとにディストロがあるなんて話を読んだ記憶があります・・・要するに権力争いの一翼になっちゃってる訳で。
    Posted by KAMUI at 2007年06月16日 22:41

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