(中央日報 2007/02/02)
「『歴史を歪曲する日本』ではない多様な日本の姿をしっかり見る契機になりました。東アジアの平和のために、無条件的な反日ではなく、しっかり日本を把握し、自分たちの力を育てなければならないと考えるようになりました」
(ミン・ウンギ、ハンヨン外国語高校3年)。
「韓国の立場で過去の被害を意識して間違ったことは直さなければならないが、相手の立場を考えてみることも重要だということを学びました。韓国史と世界史を切り離して見てはいけないとも思いました」
(ノ・ミネ、全州サンサン高2年)。
漠然としていた「反日感情」は、現場体験を通じて「知日」に変わった。「韓国史」を背負って日本探訪をしてきた第1回韓国史能力検定試験(以下歴試)成績優秀者たちの話だ。
第1回「歴試」で等級別満点を受けた生徒ら30人で構成された海外歴史探訪団が1月27日から31日まで日本の九州地域を踏査した。国史編纂委員会(委員長ユ・ヨンリョル)が主観、中央日報が後援した。
壬辰倭乱(イムジンウェラン、文禄の役)時、日本軍の急先鋒だった加藤清正が1607年に建立した熊本城。今年、築城400周年を迎えた。 「日本の中の韓国文化」をテーマにした踏査は福岡-佐賀-熊本-鹿児島へとつながった。鹿児島は韓国を征伐しようとする征韓論の中心とされる所。代表的首唱者である西郷隆盛の故郷だ。佐賀には壬辰倭乱時に出兵の拠点として作った名護屋城も残っている。
九州探訪を通じて「日本の二つの顔」が見えた。
最初の訪問先である名護屋城の博物館は韓日文化交流を祈願する平和の場に変貌していた。
「自殺攻撃隊」神風を記念する鹿児島の特攻平和会館には日本が平和という名でいくら隠そうとしても隠せない攻撃の残忍さを感じることができた。
◆日本と日本人の多面性=九州地域は韓日歴史歪曲と対立の争点地域にもかかわらず、この地域は非常に親韓国的な姿をしていた。バス案内板や通りの地名、観光地の案内文などをすべてハングルで表記していた。通りはこぎれいで、人々は親切だった。
名護屋城博物館は圧巻だった。歴史歪曲の説明を連想して入った人々の前には、壬辰倭乱と日帝強占期時の日本の侵略についてと韓国人が受けた苦痛が日本語と韓国語で書かれた案内板があった。「韓日文化交流の架け橋」に見えた。
福岡で会った九州大学韓国研究センター所長稲葉継雄教授 (60)は、日本の極右性向歴史教科書を作る人々に対し「極少数の気がおかしい人々」と批判し「日本教育界はいまだに良心がある」と強調した。
鹿児島南端に位置した神風特攻平和会館には日本人の別の顔があった。太平洋戦争末期、戦闘機1台に乗って米軍の戦艦に飛んで入った「自殺攻撃台」神風を記念する所だ。特攻隊員戦死者たちの写真が展示館にはあった。その同じ不幸な歴史が繰り返されないために記念館を作ったとあるが「特攻」と「平和」という異質的用語を組み合わせたことで、日本の両面性が表れていた。1036人の特攻隊員のうち11人の朝鮮人の名前も見えた。
◆歴史の傷を顧みる=日本の中の韓国文化の名残りは九州のあちこちに散在していた。過去への旅行は三国時代−朝鮮時代−日帝強点期の韓日関係史を短い時間に見られるよう展開されていた。
百済(ペクチェ)武烈王陵出土品と類似した遺物が出た船山古墳群では韓日考古学界での争点事項である前方後円墳の存在をはっきり確認することができた。壬辰倭乱時、加藤清正が戦争の終わった後の1607年に建立した熊本城では、今年、築城400周年を記念する文字が派手にひるがえっていた。彼らには記念行事だったが、我々には痛い過去を振り返らせるものとして近付いてきた。
一方、鹿児島県には壬辰倭乱時、連行された朝鮮陶磁器技術をそっくりそのまま伝授した沈寿官(シム・スグァン)陶芸址が一行を待っていた。明成皇后を殺害した刀が収蔵されているという櫛田神社など韓国文化の跡を訪れることは、痛い国史の傷あとを探す過程でもあった。
忠南(チュンナム)テアン女子中学パク・チョンヒ教諭(46)は「今回、歴史探訪を通じて一方的思考ではない双方向の目を育てることができた」とし「もっと多くの人が『歴試』を通じて歴史を見る新しい目を育てるよう制度化されることを期待したい」と話した。
これで『知日』ですか……。
韓国の『知日』の定義って何なのでしょうね。
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韓国と歴史は共有できない―日韓歴史共同研究のまぼろし 勝岡 寛次 by G-Tools |












http://ameblo.jp/hfcosjo/entry-10024686824.html
朝鮮族が、死ぬことを大いに懼れるのは、他を信用できない現世中心主義の社会の住人だからだろうが、懼れすぎて、ワケもなくアイゴーといって突然泣き出すそうだから、息を潜めて対峙する作戦には絶対使えない。
歴史が示すように、人類は十数年毎に、何処かで戦争をしている、シナの4千年の歴史中、平和な時代を総計しても300年足らずとか、その様にして、民族は國を象る事を目標としてきた、その埒外に朝鮮族が居るのは、紛れもなく、シナの属領だったからだが、此処で朝鮮族のアイデンティティを主張するのなら、千数百年に亘って、國を売り続けてきた連中に支配を許してきた事になるのでは?
俺も行ったことあるが・・・
こいつら何を見てきたんだか。
チョンに有利な真実を日本国内で目撃したヤツは知日。
チョンに有利な真実を日本国内で目撃したと脳内花畑で誤変換した同胞も知日。
永遠に理解してもらいたくありませんね。
理解力まで斜め上とは、もう言葉もありませんw
認めるといいつつ、やってることは相手に対する侮辱だけ。
そうまでして他者への優越感を得たいのか。
そうして得た自分たちにしか通じない優越感に何の意味があるのか。
何故自分が敬意を得られないか、自分の胸に手を当てて考えるべきですが、
それが出来ない人種なんですよね、こいつらは。心底軽蔑に値します。
無意味無意味。
どうも有難うございました。
元々自分たちには何もないから他者をおとしめて自己満足に浸っているだけです。
日本の歴史検定のパクリか。
>Posted by at 2007年02月02日 17:59
対馬にむくげを違法移植したり、日本で犯罪を犯して母国に逃げ帰り、英雄扱いされる民族ですから適用は難しいでしょう。。。
ですか?
そも、韓国史のマスターなんか連れてきても全てが幸せ回路と自国の創作歴史というフィルター通して見られるので意味ないんじゃ
日本を知るってのはいいことかもしれんけどまずきちんと知るべきもんがあるってのに
日本を知ろうとしたところで、反日フィルターのかかった彼らの目には、日本で「真実」を見ても「歪曲」に自動変換されて映るのだから。
このサイトのサブタイじゃないけど日本列島が移動
できるんだったらホント〜に「遠くへ行きたい」よ!!
ハワイかオーストラリア辺りがいいよな。
(東南アジアの国々には申し訳ないが)
こっちのほうが特アの連中よりいろんな意味で
日本人に近いよ。
これって俺だけの妄想か?
世界中の人々は、韓国人が嫌いなのだから。
佐賀の名護屋城の資料館はひどい内容で話題になりましたよね。ウェブでの紹介の仕方もいかにもサヨクな。
> 福岡で会った九州大学韓国研究センター所長稲葉継雄教授 (60)は、日本の極右性向歴史教科書を作る人々に対し「極少数の気がおかしい人々」と批判し「日本教育界はいまだに良心がある」と強調した。
教育者として本当にこんな事言ったのであれば大問題だろう。表現の自由、議論のあれこれがあるのが日本。
何れも韓国人を騙す為に使われてる気がする・・・
しかし「特攻」を実行された方々自身の「思い」はどうでしょうか?
特攻隊員の遺書を読むたび、私は泣きそうになります。
「人のために自身を犠牲にする」ことを高尚だとする精神が我々日本人の根本にあるからでしょう。
そして、韓国人にはその「人のために自身を犠牲にする」行為が理解できないのではないでしょうか。
韓国人の言動・行動からは常に「我が我が」という日本人的にみれば「卑しい」考え方が目に付きます。
どちらの考え方が「正しい」のかは分かりません。
国が違えば文化も違います(個人的には生き物としてのカテゴリー自体、半島の連中とは違うと思っていますが)。
とにかく、この「考え方が違う」ということを無視して「話せば分かる」と付き合っても日本人が馬鹿を見るばかりです。
それは今までの外務省の「成果」を考えれば明かです。
それはそれとしてこんな連中が分かった風に
>「自殺攻撃隊」神風を記念する鹿児島の特攻平和会館には日本が平和という名でいくら隠そうとしても隠せない攻撃の残忍さを感じることができた。
とか言ってるのはムカツクわ。
>壬辰倭乱と日帝強占期時の日本の侵略についてと韓国人が受けた苦痛
>「特攻」と「平和」という異質的用語を組み合わせたことで、日本の両面性が表れていた
iイ彡 _=三三三f ヽ
!イ 彡彡´_ -_=={ 二三三ニニニニヽ
fイ 彡彡ィ 彡イ/ ィ_‐- 、  ̄ ̄ ヽ し ま
f彡イ彡彡ィ/ f _ ̄ ヾユ fヱ‐ォ て る
f/ミヽ======<|-'いシ lr=〈fラ/ !フ い で
イイレ、´彡f ヽ 二 _rソ 弋_ { .リ な 成
fノ /) 彡! ィ ノ ̄l .い 長
トヾ__ら 'イf u /_ヽ,,テtt,仏 ! :
|l|ヽ ー '/ rfイf〃イ川トリ / .:
r!lト、{'ー‐ ヽ ´ ヾミ、 / :
/ \ゞ ヽ ヽ ヽ /
./ \ \ ヽ /
/〈 \ ノ
‐ ´ ヽ ヽ \\ \ 人
で済む話だな。
残念ですが、あれは「日本討伐」です。
侵略ではないので、勘違いの無いように。
九大にいるのかよ...orz
この記事の中の話を読み解く限り「知日派」ではなく「修学旅行」であって、なにゆえ大げさな表現を悪意的に使うのだろうか?知性のカケラも無い話です。
実にストレートな差別発言、本当にありがとうございました。
日本文化チャンネル桜 公式メールマガジン
桜・ニュース・ダイジェスト 第15号より抜粋
映画「南京の真実(仮題)」製作支援のお願い
〓〓【 チャンネル桜 水島総より冒頭言 】〓〓
映画「南京の真実」報告 水島 総
一月二十四日に行われた映画「南京の真実」製作発表記者会見を経て、製作委員会は二日後の二十六日から、映画製作のための募金を開始した。
本当に胸が熱くなるようなメッセージや電話連絡とともに、一週間後の二月二日には、約一千六百万円の浄財を多数の皆様からお寄せいただいた。
まだ、目標の三億円には遠い金額ではあるが、私達は誇りある日本人である。
必ず、どんなことがあっても、世界に恥じぬ堂々たる「南京の真実」を伝える映画製作を実現し、大東亜戦争を戦われた先人の皆様と祖国の汚名を雪ぐ覚悟である。
ご寄付をいただいた九十歳近い元陸軍兵士の方と電話で話す機会があった。
「死んだ戦友が喜んでいると思います」という励ましの言葉とともに、「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と、繰り返し、電話の向こうから言われた。
途中で声がかすれ、言葉に詰まってしまい、声が出なくなったようだった。
私も胸が熱くなり、言葉が出なかった。
何秒かだったろうが、私達の間に「沈黙」が訪れた。
この沈黙の時間こそ、私達の映画製作の目指す「真実」であり、「志」なのだと思った。
「年金をまた、少しづつためて、また送りますからね、頑張ってください」
その方は、電話の終わりに、さりげなく言った。
私は再び喉に固まりが出来て、やっと途切れ途切れに答えた。
「ありがとうございます……ほんとうに…ありがとうございます…一円も無駄にせず、必ず良い映画を作ります」
「南京の真実」の映画製作は、いよいよ現実的な準備段階に入った。
製作資金の募集と平行して作業が行われることになるが、皆様からお寄せいただいたお金は、とりあえず、まだ一円も遣わないと決めている。
それまでの資金は、私の経営するウィンズジャパン(チャンネル桜の100パーセント親会社)から三千万用意して、それを当てる。
きっちり、映画製作の現実的準備が出来た時点で、皆様のお金を製作資金として充当させていただく予定である。
記者会見でも述べたが、私はお金については、日本一クリーンでガラス張りの映画製作を実現したいと考えている。
この映画製作の中止や破壊を目的とする、様々な内部分裂や信用毀損を狙った誹謗中傷行為や妨害工作が予想される。
そんな中でこそ、この映画製作をもって、日本人の心意気と誠の思いを天下に示す機会としたいと思うのである。
もうひとつ、来週のメルマガでも報告したいと思っているが、私達の映画製作に対する、日本のマスメディアの余りにも露骨な「黙殺」である。
記者会見以来、既に世界の主要な通信社(AP、AFP、UPI、ロイター等)や 新聞(ニューヨークタイムズ、ヘラルドトリビューン、タイムズ、ガーディアン、インディペンデント等)、雑誌(ニューズウィーク、タイム等)、テレビ(アルジャジーラ、台湾テレビ等)など、三十社以上もの海外メディアが取り上げているにも関わらず、日本では産経新聞と週刊新潮のみが取り上げただけである。
客観的な言い方をすれば、ニュース価値の認識において、世界メディアと日本のマスメディアが、いかにかけ離れた見方をしているかの恐るべき証拠である。
同時に、中国政府の好まぬ報道に、臆病になり、ことなかれ主義を決め込む、およそ「ジャーナリスト」失格の情けない体たらくの表れでもある。
日本に本物のジャーナリストは一体、何人いるのか。
私達の映画製作資金集めが何故困難かといえば、中国ビジネスに関わる日本企業が全く協力しないこともある。
営利と収益を求める企業としての「打算」と日本企業としての誇りを捨てた「金儲け」根性の結果、日中友好映画や日韓友好映画なら金を出しても、日本の歴史的汚名を雪ぐ映画については無視、黙殺、あるいは妨害の立場をとって、中国政府の南京大虐殺キャンペーンのお先棒を担ぐのである。
この映画は私達の国の草莽の士の「志」によって作られる。
いまはそれしか方法がないのだ。
もし、この映画が製作されなかったら……日本から南京大虐殺なるものは、嘘だとの声が上がらなかったら……南京大虐殺は世界中の共通認識となり、現在拡張工事中の「南京大屠殺記念館」は、アウシュビッツや原爆ドームと同じように「世界遺産」として、登録されてしまう(現在中国政府は申請中)。
絶対に、どんなことがあっても、私達が映画製作と世界配信を実現しなければならない。
この映画製作は、ただの歴史的誤りに対する「反対」映画を作るという意味だけではなく、日本と日本人全ての名誉と誇りがかかっているからである。
もののふの やまと心を より合せ
ただひとすじの 大綱にせよ
野村 望東尼
〓〓【 映画「南京の真実(仮題)」製作支援のお願い 】〓〓
映画「南京の真実(仮題)」製作委員会では、趣旨にご賛同頂ける皆様からの製作資金のご協力を募っております。
全国草莽の皆さまの熱いご支援をお待ちしております。
振込口座
【金融機関】三菱東京UFJ銀行渋谷明治通支店
【口座番号】(普通)3999924
【口座名】南京の真実製作委員会
(フリガナ) ナンキンノシンジツセイサクイインカイ
※1万円以下のご寄付も大歓迎です。
※恐れいりますが、振込手数料は各自のご負担でお願いいたします。
※近日中に郵便局口座・ネットバンク口座の開設も予定しております。
詳細は追ってお知らせいたします。
ご寄付を頂戴いたしました皆様の お名前(カナ表記)は、後日、公式サイトにて公開させていただきますので、表記の可否を含め、下記5点につき、必ずご連絡くださいますよう、お願いいたします。
専用メールフォームから送信いただくか、製作委員会までご一報ください。
【1】 お名前(お振込み名義) ※ ハンドルネーム・匿名も可
【2】 フリガナ
【3】 電話番号
【4】 コメント
【5】 公式サイト上でのお名前表記の可否
専用メールフォーム
http://www.nankinnoshinjitsu.com/shien/support_contact_form.php
電話、FAX、ハガキにて製作委員会へ
http://www.nankinnoshinjitsu.com/seisaku.html
なお、下記については映画内クレジットに お名前を表記させていただきますので、お手数をお掛けいたしますが、お振り込み後に、表記の可否を ご一報ください。
【 10口以上 】
映画内クレジットにお名前を表記させていただきます。
【 100口以上 】
特別協賛として、映画内クレジットにお名前を表記させていただきます。
↓製作発表記者会見の模様が掲載されています!
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
http://www.melma.com/backnumber_45206_3516958/
↓製作発表記者会見の模様を映像で ご覧になれます!
映画「南京の真実(仮題)」公式サイト
http://www.nankinnoshinjitsu.com/
※桜・ニュース・ダイジェストのバックナンバー
http://blog.mag2.com/m/log/0000210954/
(メールマガジン「西村真吾の時事通信」平成19年2月5日号より転載)
二月三日夕方、東京の文京区民会館で、台湾を守ろうという国民集会が開かれた。講師として、中国軍事問題研究者で前杏林大学教授の平松茂雄先生と不肖私が呼ばれた。
この集会のスローガンは、台湾を我が国の「生命線」と位置づけている。この生命線という言葉は、地政学を前提にした言葉であり、戦後は使われなくなった。
その理由は、戦後は「国家戦略」を考えなくなったからである。それともう一つ、戦後は歴史を奪われたからである。
国家戦略は、国家存立の条件を見つめることから出発するのであるが、戦後は、それをアメリカさんに頼って見つめてこなかった。さらに、戦前にはよく生命線という言葉が使われたが、その戦前は悪い時代とされたので、生命線という言葉も敬遠すべきものとなった。
しかるに、この度の国民集会で、この「生命線」という言葉が使われたということは、何を意味するのか。
これは、我が国内外の情勢が、従来の「戦後」を許さなくなったということである。
つまり、中国の核ミサイル開発を中心とする急速な軍備増強と海洋進出、さらに北朝鮮のミサイル発射と核実験、また日本人拉致を目の当たりにして、意識するしないにかかわらず、国民が我が国家存立の条件を見つめ始めた。我々は、眠りから覚め始めたのだ。
日米安保で思考停止することなく、我が国存立の条件を見つめるならば、我が国近現代の歴史は切断されることなく一貫して甦り、そこから死活的に重要な教訓を提示してくれる。
そして、「生命線」という言葉も、切実な具体性を以て甦る。
石原完爾将軍は、東京裁判に証人として呼ばれるに際して、
「証人を呼ぶなら、ペリーから呼べ」と言ったが、まさに我が国近現代の歴史は、海から押し寄せる軍事的圧力のなかで如何にして国家の存立を確保するかという苦闘の歴史であった。
この歴史を知らずして、どうしてこれからも我が国家が安泰であろうか。
「歴史を知ろうとしない者は、同じ過ちを繰り返す」という言葉通り、我が国は今、同じ過ちの深淵に半分以上足を入れている。
さて、台湾は何故我が国の「生命線」なのか。
それは、大陸の中共が台湾を併合すれば、我が国は中共の言いなりにならなければ海を通れなくなる、という単純な一事をもって明らかである。中共は、まさにその覇権を獲得するために核ミサイルを増強して海洋に出てきているのであるから。
従って、この度の集会は、誇りある国家の国民であれば当然為すべきことであった。
この度の集会の主宰者に、敬意を表する次第である。
そこで、この集会で私がしゃべったことを中心にして、以下述べておきたい。
中国というものは極めて多様であるが、その権力の本質は一貫して「謀略に長けた力の信奉者」である。
私は、天安門事件以前に中国へ列車事故の調査に行った。そして、事故現場に線香を手向けに集まってくる貧しい本当に貧しい多くの素朴な民衆の示す善意と、彼らを虫のように追い払う私を尾行する尊大な警察官の姿が忘れられない。本当に中国は、とらえどころがないという思いがする。
しかし、この中国の多様性に幻惑されて理解と同情に基づく「協調・友好路線」を採用して、相手の権力の本質を見失なえば、大きな落とし穴に嵌る。
この落とし穴に、戦前に嵌り、また現在、再び嵌っているのが我が国の姿である。
一九〇〇年の義和団事件においては、我が国は欧米諸国と協調して出兵して中国内の暴虐を鎮圧し安寧を回復した。
しかし、一九二七年の蒋介石率いる北伐軍の南京市内突入と義和団事件に類する外国人殺害などの暴虐に際しては(これが本当の南京事件)、我が国は幣原外務大臣の対中協調外交により欧米諸国との協調行動を排除して無抵抗主義を貫いた。
その結果、何が起こったか。
中国人は、自衛のためには武力行使を躊躇しない欧米諸国民への攻撃を止めて、協調外交で無抵抗の日本を攻撃対象に絞ったのである。誠意と善意が通じる相手ではなかったのである。その結果、秩序が回復するどころか、反日暴力がますます盛んになり大陸出兵となり泥沼化して、これが我が国の最大の蹉跌となった。
そのなかで、中国共産党は、反日を最大のスローガンにして日本軍と国民党軍の戦いを仕組み両者を疲弊させ、その後の国共内戦に漁夫の利を得て勝利し、権力を掌握するに至る。「政権は銃口から生まれる」という毛沢東戦略が的中した。
従って、毛沢東は、共産党の最大の敵である国民党軍と闘ってくれた日本軍がいなければ政権を獲れなかったと感謝したのである。
(一九三七年七月七日に勃発した日華事変の真相を始めとする中国共産党の謀略は、これからますます明らかにしていかねばならない)。
一九七二年、日中国交正常化。
以来、我が国と国民は、「日中友好」を疑わず、対中援助を続けてきた。特に、一九八九年の天安門事件による国際的対中制裁時には、我が国だけが欧米諸国と異なる対応をして、他に先駆けて巨額援助を再開していく。
しかし、中国側では既に明らかなように、まさにその時から反日教育を強化し始め、二〇〇五年四月の全土における反日暴動に帰結する。その間、中国は我が国から援助を受けつつ核ミサイルを中心とする急速な軍備増強に励む。そして今や、アジアで隔絶した核大国として我が国周辺の海洋に乗り出して、重大な脅威となっている。
この道のり、一九二七年の幣原協調外交の失敗のコピーではないか。
さて、二〇世紀前半の中国大陸における内戦の当事者は、中国共産党と中国国民党であるが、困ったことに、この中国国民党が未だ台湾にいるのである。台湾国民党ではないのである。
従って、中国共産党としては、武力で威嚇しながら中国国民党との和解すなわち「国共合作」を演出して台湾併合を目指すであろう。
思えば、共産主義者・コミンテルンに懐に入られた孫文が選んだ第一次国共合作は一九二四年で、これが中国共産党の躍進の切っ掛けとなった。
次に、日華事変が成功した直後の抗日統一戦線を掲げた第二次国共合作が一九三七年で、これが中国共産党の政権掌握の切っ掛けとなった。
ともに中国の民衆とアジアに苛酷な運命をもたらした国共合作である。このこと、共産党の政権獲得からの中国民衆への弾圧と粛正の歴史を観れば明らかであろう。
そして、第三次国共合作が○○年となるのか否か。仮にこれが実現すれば、確実に中国共産党の台湾併合とアジア制圧の切っ掛けとなる。
二〇〇八年、台湾の総統つまり大統領の選挙がある。
そこで、国民党が勝利すれば、国共合作即台湾併合が具体化する。大陸からの武力への対処とともに、この謀略への対処も必要なのが現下の情勢である。
この観点からみれば、安倍内閣に入ってからの首脳会談の応諾と日中雪解けの演出、本年春からの首相・主席の相次ぐ訪日は極めて要注意である。我が国と中国の蜜月の演出は、台湾に重大な心理的影響を与える。日本は中国に追随してしまった、台湾は孤立無援か、と。
従って、安倍総理は従来通り、自然に靖国神社に参拝を続けねばならない。
さらに、北京オリンピックも国共合作の道具として組み立てられているはずだ。何かの仕掛けが用意されているだろう。昔、ピンポン外交というのがあったように。
また、マスコミでは、台湾の陳水扁総統周辺の腐敗報道が盛んであるが、このマスコミも大陸からの世論操作の道具とみてよい。何故なら台湾のマスコミは、ほとんど国民党寄り、つまり、大陸の影響下にあるからである。従って当然、マスコミは、大陸の共産党幹部の巨大な腐敗や国民党の腐敗は報道しない。腐敗は、中国的組織の「文化」なのに。
このままでは、台湾は小さな腐敗に目くじらを立てて、どうしようもない絶望的な腐敗文化圏のブラックホールなかに飲み込まれかねない。角を矯めて牛を殺す、という諺があるが、操作された情報に踊らされておれば、中国の思う壺に堕ちる。そして、台湾二千二百万国民の悲劇が始まる。
以上、本稿では現状を述べるに止め、対処方については改めて述べたい。それは、日本国再興の方策に他ならないからである。
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